街中を歩いていると、建設中のビルやマンション、一戸建てが
鉄パイプで縦横に囲まれている様子を目にします。
これが、いわゆる足場です。
リフォーム現場でも、解体や外壁塗装、屋根の葺き替えなど、
工事内容によって足場が必要になるケースがあります。
マンションのように内部のみのフォームであれば、足場は必要ありませんが、
今回は一戸建てのスケルトンリフォームだったため
足場を使うことになりました。
一戸建てのリフォーム現場は、大抵、足場の組み立てからスタートします。
足場の組み立てと解体は、専門の職人さんが行いますが
通行人の方や職人さんの安全性にかかわりますし、
グラグラしていると足元が不安で作業がしにくいため
しっかりと頑丈に組んでもらうようにしています。
この上から飛散防止ネットを張るのですが、
このネットが台風や強風の風を受けて倒壊の原因になりやすいため、
台風情報を見たら現場にすっ飛んで、外すようにしています。
足場があることで住まいの解体時に出る廃材が運びにくくなることがあり、
その際は足場を解体しながら廃材を運ぶ、というように
同時進行しています。
内部であれば、雨でも風でも工事を行うことができますが、
外部はどうしても天候に左右されがちです。
今回は台風一過の翌日。
予定通りに解体用の足場工事を行うことができ、ほっとしました。
足場を組むときは、カンカンカンと結構な音が響き渡ります。
作業を見ている僕たちとしては気持ちがよいのですが、
ご近所の方々には耳障りになると思いますので
事前に工事予定日をお知らせし、少しでもご迷惑にならないように配慮。
足場はちょうど良い高さに組んでもらえたおかげで、
これから始まる解体工事が効率的に進みそうです。